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食情報、栄養疫学で読み解く!|児林 聡美

どんなコラム?
栄養疫学って何?どんなことが分かるの?どうやって調べるの? 研究者が、この分野の現状、研究で得られた結果、そして研究の裏側などを、分かりやすくお伝えします
プロフィール
九州大学で農学修士、東京大学で公衆衛生学修士、保健学博士を取得。現在同大学特任助教。専門は栄養疫学。国家公務員の経験も持つ
若いときからの「節塩」で自分も社会も健康に (2017年11月9日)
図1. 年齢と血圧の関係:男女とも、年齢が上がるにつれて血圧は上昇しています。この上昇は30歳代の若いうちから見られ、高齢になってもずっと続いていることが分かります 前回の…【全文を読む】
相関関係と因果関係の違いを知ろう (2017年10月5日)
前々回のコラムでは、私たちの研究チームが実施した研究を紹介しました。 この研究では、たんぱく質と抗酸化作用の高い食品の両方を多めに食べている人たちは、そうでない人たちよりもフ…【全文を読む】
科学的根拠が生まれるまで:論文発表の裏側お見せします (2017年9月12日)
図1. 公開された論文:掲載が決定した論文は雑誌社で編集作業が行われ、整えられて公開されます。今回はインターネットで誰でも読むことができる雑誌に掲載されました。自分の研究論文が掲載…【全文を読む】
効果的なフレイルティ予防食は?:ヒト研究でも信用できない真実 (2017年8月1日)
ここ数回にわたりテーマにしてきた「食事をはかる」から少し離れ、今回は私たち東京大学大学院医学研究科の社会予防疫学分野の研究チームが新しく発表した、たんぱく質に加えて、野菜、果物、…【全文を読む】
見えない食塩をどうはかる?:24時間蓄尿 (2017年6月16日)
図1. 蓄尿ボトルと紙コップ:対象者は調査対象日の1日の尿をボトルにためていきます。紙コップに尿を受けてそれをボトルにいれるだけの単純作業ではありますが、日常生活を送りながら1日分…【全文を読む】
質問票は簡便?:質問票開発の裏側お見せします (2017年5月18日)
図1. わたしたちの研究室で開発された食事歴法質問票:あらかじめ記載されている様々な食品を食べている頻度やその他の食習慣に関して選択肢にチェックマークをつけて回答する質問票です。 …【全文を読む】
はかるだけなら簡単?:食事記録法の裏側お見せします (2017年4月21日)
研究を行う場合でも、食事指導を行う場合でも、食べることを「はかる」ことが何よりも大切ということを以前のコラムでお伝えしました(連載第11回食べるを『はかる』が健康への第一歩参照…【全文を読む】
昨日の食事は「いつもの」食事?食事に見られる日間変動 (2017年3月15日)
前回はいろいろな食事調査法が存在することをお伝えし、大きく3つにわけて種類や特徴をご説明しました。 それぞれに長所と短所があり、目的に応じて使い分ける必要がありました。 …【全文を読む】
太っている人の「食べていない」はウソ!? 申告誤差の実態 (2017年2月14日)
図1. いろいろな食事調査法:それぞれ異なる特徴を持つため、目的によって使い分ける必要があります 前回、「食べるをはかる」がとても大切であり、食事改善を行うときなどにはまず…【全文を読む】
「食べるをはかる」が健康への第一歩 (2017年1月19日)
見たら栄養素の摂取量がわかる、こんなメガネがあったらいいけれど…… 仕事柄、「何を食べたら健康になれるの?」と質問されることがよくあります。 しかも質問者はいつも、「○…【全文を読む】
家族と囲む食卓は最高の食育教室 (2016年12月13日)
食事を通じた健康づくりの大切さを広く社会に普及したいという思い持ちながら、紆余曲折を経て私が行きついたのが今の研究の仕事です。 いわゆる「食育」もそれを目指した考え方であり、…【全文を読む】
感謝されないお医者さんとの出会い (2016年11月14日)
(まとめに代えて) 農は命を支えます 農は国を支えます …故に、国家戦略のために使われた歴史があります。 …今こそ、国家の繁栄と命の恵みのために使ってください。 そ…【全文を読む】
調査はみんなのために:疫学調査の裏側お見せします6 (2016年10月19日)
「3世代研究」で収集した回答済み質問票は、丁寧に確認を行い、データ入力まで終わりました。 いよいよ最終段階です。 ●感謝をこめてお礼をお届け 図1. 返却された食事結…【全文を読む】
47万ページの確認作業:疫学調査の裏側お見せします5 (2016年9月20日)
「3世代研究」の調査実施準備は整い、あとは開始を待つばかりとなりました。 そこで起こった東日本大震災。その中で今回の調査をどう進めたか、ご紹介しましょう。 ●想定外の事態に…【全文を読む】
頭も体も使って準備万端:疫学調査の裏側お見せします4 (2016年9月1日)
私が関わった「3世代研究」の準備の様子をご紹介してきました。 今回は、前々回お話しした質問票のその後を紹介したいと思います。 ●印刷した質問票の量ってどのくらい? 図…【全文を読む】
計画は研究の要:疫学調査の裏側お見せします3 (2016年7月29日)
私が関わった「3世代研究」を例に、疫学調査がどのように進められるのか、その実態をご紹介しております。 前回は最初に取り掛かった質問票づくりの手順をご紹介しました。 しかし…【全文を読む】
一発勝負の裏でてんてこまい:疫学調査の裏側お見せします2 (2016年7月5日)
図1. 3世代研究の流れ:栄養関連学科(大学、短大、専門学校)の教員に共同研究者になっていただき、各施設に通う学生と、その母親、祖母を対象に調査を実施することにしました 私が…【全文を読む】
「減塩で高血圧予防」も疫学が生きている:疫学調査の裏側お見せします1 (2016年6月17日)
先月のコラムでは、フレイルティ(Frailty;虚弱)を防ぐには、たんぱく質を少し多めに食べるとよさそうです、とお伝えしました。 また、この研究が「女性3世代研究(3世代研究…【全文を読む】
たんぱく質は高齢者のフレイルティを予防するか? (2016年5月9日)
私たちの研究チームはこのほど、高齢化の進む日本社会の健康づくりに向けて、役立つ研究結果を示すことができました。 日本人の高齢者では、たんぱく質をしっかり食べている人ほどフレイ…【全文を読む】
きっかけは鮭茶漬け? 栄養疫学が自分のフィールドになったわけ (2016年4月4日)
東京大学で栄養疫学の研究をしている児林聡美(こばやしさとみ)と申します。 今後このコラムを通じて、みなさんに、食事と健康に関する研究結果の紹介や、研究を行った際に経験した調査…【全文を読む】

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FOOCOMが「第1回食生活ジャーナリスト大賞」を頂くことに決まりました(3/28)
FOOCOMはこのほど、食生活ジャーナリストの会(JFJ)の「第1回食生活ジャーナリスト大賞(ジャーナリズム部門)」…【全文を読む】
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