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新・斎藤くんの残留農薬分析|斎藤 勲

どんなコラム?
残留農薬分析はこの30年間で急速な進歩をとげたが、まだまだその成果を活かしきれていない。このコラムでは残留農薬分析を中心にその意味するものを伝えたい
プロフィール
愛知県衛研や東海コープ等で食品分析に40年近く従事。2015年度より日本農薬学会レギュラトリーサイエンス研究会にも関わる
EUからの手紙 卵のフィプロニル (2017年8月10日)
昨日、島津ヨーロッパから宣伝メールが届いた。 Fipronil in your breakfast- eggs & honey? 今欧州で話題となっている農…【全文を読む】
生のコーヒー豆をポリポリ毎日0.3kg食べても、健康に及ぼす影響はありません。 (2017年5月23日)
5月1日付厚労省発の検査命令で、大手商社が輸入しようとしたコロンビア産生鮮コーヒー豆から有機リン剤クロルピリホスが基準値0.05ppmを超えて、0.2ppmが19.2トン、0.0…【全文を読む】
今年は、残留実態に基づく農薬のリスク評価・議論ができたら (2017年1月19日)
昨年9月のコラムで「悲喜こもごもの台湾向けミカン」として愛媛県と愛知県の輸出事例について触れた。しかし、愛媛県が輸出を再開したのはハウスミカンだけで、まだ露地物は難しいとのこと。…【全文を読む】
日本農産物海外へ1兆円! しかし、悲喜こもごもの台湾向けミカン (2016年9月28日)
農林水産省は農林水産業の輸出力強化のため、55億円を来年度予算概算で要求。内訳として、輸出促進に資する動植物検疫等の環境整備7.2億円で、この中には国産農林水産物の輸出を促進するた…【全文を読む】
検査の終わり方。いつ、だれが、鈴をつけに行くのか? (2016年8月23日)
FOOCOMウェブサイトで、白井洋一さんが8月4日のコラムでBSEの健康牛の検査廃止について、松永和紀さんが7月22日のコラムで放射性セシウムの検査について、述べている。その2つの…【全文を読む】
輸入モニタリング検査違反の食品が「市場で消費済み」の意味するところ (2016年5月31日)
4月22日、衆議院の環太平洋連携協定(TPP)特別委員会で、日本共産党の斉藤和子議員が、輸入食品のモニタリング検査で食品衛生法違反の輸入食品が大量に消費・販売されていることを指摘し…【全文を読む】
農薬残留温故知新―農薬洗浄には合成洗剤を!― (2016年5月6日)
食品衛生研究6巻昭和31年10月号 60年前の昭和30年頃の殺虫剤DDTの残留基準を知りたくて、食品衛生協会が発行している古い「食品衛生研究」を調べることにした。当時の行政の…【全文を読む】
防カビ剤使用のオレンジは皮をむけば大丈夫? (2015年10月10日)
防カビ剤は、食品添加物の一つとして食品衛生法で規定されている。そのため、スーパーでバラ売りされている棚には必ず「オルトフェニールフェノール(OPP)、TBZ,イマザリル使用」等の…【全文を読む】
無農薬の梨400円の価値とは (2015年9月22日)
先日東京の下町をプラプラと歩いていたら果物を販売する自動販売機があり、中にリンゴやナシが並べてあり、皆、無農薬という張り紙で1個400円であった。通常こだわりの品を食べている方は…【全文を読む】
一週間後にしかわからない残留農薬検査は意味がないか? (2015年6月12日)
本来はこの記事は2月にさらっと書くべきことであったが、夏かと思われる季節になってやっと書いている。発端は、FOOCOM.NET編集長の松永和紀さんが1月29日発行のメールマガジン…【全文を読む】
国産農産物の残留農薬をリスクで見てみると? (2014年11月22日)
農水省の平成24年度の国内農産物調査では、どんな農薬の検出頻度が高いのだろう。表を棒グラフにしたのが次の図である。 平成23年度と比べてみると全体的な検出農薬の傾向は変…【全文を読む】
国産農産物における残留農薬は、どの程度? (2014年11月17日)
まだまだ食品中の残留農薬問題は「出た」「出ない」といったゼロリスクで語られることが多く、出ない場合だけが良くて、出た場合(残留濃度は分からないが)、その説明は神経毒性があるなどと…【全文を読む】
中国離れにもリスクがある—中国期限切れ肉問題 (2014年7月30日)
米国大手食品卸会社OSIグループが所有する(owned by)企業「上海福喜食品」の従業員が期限切れの牛肉や鶏肉の使用、再包装や床に落ちた材料をまた拾って戻す映像などが報じられた…【全文を読む】
日本産のイチゴが台湾で違反に! 輸出前に調査・準備・調整・勉強を (2014年3月27日)
今年2月の話になるが、食品安全委員会の食品安全関係情報詳細に台湾での日本からの輸入食品の検査で1月分不合格となった食品等24件の内容が掲載された。 また、同じ頃、てんとう虫情…【全文を読む】
「検出限界」は下げれば良いというものではない (2014年1月20日)
先週の新聞で、アクリフーズが「未検出」にも農薬可能性があるので、精度下げ検査という報道があった(産経新聞 1月10日)。 その記事によれば、まず1商品の検査を昨年12月中…【全文を読む】
コロッケのコロモの2.6%、中身の0.4%がマラチオンだった!! (2014年1月9日)
「コロッケのコロモの2.6%、中身の0.4%がマラチオンだった!!」本来ならばこのような形で表現すべきものではないだろうか。㈱アクリフーズ群馬工場製造のコロッケから検出された、マ…【全文を読む】
マルハニチロの冷凍食品4種から高濃度の殺虫剤マラチオン検出 (2013年12月30日)
12月29日夕、マルハニチロホールディングスの子会社、アクリフーズの販売した冷凍食品4品5検体から殺虫剤マラチオン(商品名マラソン)が最大で15,000ppm(1.5%)検出され…【全文を読む】
「皮付」桃子さんが農薬専門学校に転入してきた (2013年9月20日)
今年の8月6日国からの連絡で、新たに農薬専門学校に「皮付」桃子さんが転入してきた。農薬専門学校は140人を超える生徒がおり、研修の場所としてはアセフェート組、アセタミプリド組など…【全文を読む】
加工食品に高濃度に含まれる農薬等の迅速検出法について (2013年4月3日)
年度末の3月26日、厚生労働省基準審査課から全国の衛生主管部食品衛生担当宛に事務連絡が出された。タイトルは「加工食品に高濃度に含まれる農薬等の迅速検出法について」である。フーンと…【全文を読む】
中国産ウーロン茶農薬基準超過の検査内容 (2012年12月26日)
食品の回収サイトのリコールプラスを見てみると、この1か月弱で30社もの回収情報が載っている。11月26日、小谷穀粉(高知県)が福建省から輸入したウーロン茶ティーバック等の回収を始…【全文を読む】
米国における有機食品の良し悪し論議の背景 (2012年11月29日)
最近、米国で有機食品の良し悪しが議論されています。10月22日付米国小児科学会誌が、「有機食品:健康と環境に係る利点と欠点」というタイトルのリポートを掲載したためです。 …【全文を読む】
中国の食品安全が抱える不安について (2012年10月18日)
9月16日から19日まで北京で開催された第5回汎太平洋農薬科学会議(日米を中心に農薬に係る研究者たちが2年に1回日本と米国(ホノルル)で開催してきた会議で、昨年の東日本大震災を受…【全文を読む】
新聞報道で伝えてほしいこと (2012年6月4日)
少し前の3月の話になるが、アサリ原料を使用したアサリ水煮缶、殻付きあさり、佃煮などから農薬プロメトリンが基準値を超えて検出されたので回収返金するとい言う報道があった。回収・返金し…【全文を読む】
セシウム暫定規制値表記を500Bq/㎏から0.5kBq/㎏に (2011年9月18日)
今回は、放射性セシウムの野菜類、穀類、肉、卵、魚等の暫定規制値500ベクレル(Bq)/kgについて、リスクの面から考えてみたい。この数値は、年間の放射性セシウムの摂取量の食品全体…【全文を読む】
汚染牛問題は基準・規制値の決め方も一因では (2011年8月19日)
日本全国まだまだ原発事故にかかわる放射性物質の汚染の問題が途絶えることはない。秋に向けてお米が当面急務の問題だ。残留農薬問題も関心事の一つであるが、かくいう私も集める記事は放射性…【全文を読む】
ついにきた、静岡の一番茶から規制値を超えるセシウム検出 (2011年6月15日)
● 民間の自主検査で、判明 お茶の生産日本一の静岡県が6月7日と9日、独自に19産地の一番茶(製茶)を採取して検査したところ、結果は128~413ベクレル(Bq)/kg(製…【全文を読む】
放射性物質とほうれん草〜検査結果はスポットではなく流れを見る (2011年5月7日)
3月11日午後、東日本大震災が発生し、それに伴い東京電力福島第1原子力発電所での事故が立て続けに発生した。12日以降のマスコミ報道では震災の大被害とともに原発事故に関わる情報が緊…【全文を読む】
「ADIとARfDの対応ミス」 その2 (2011年4月18日)
●現実の問題対処に必要なのはARfD 急性参照用量ARfDは、「24時間以内に摂取した食品や水に含まれる物質が、現時点での知見から消費者に対してなんらかの健康リスクを示さな…【全文を読む】
ADIとARfDの対応ミス1 (2011年3月30日)
日経BPFoodScienceが終了して1年が経過する。今回WEBSITEフーコムがスタートし、私も書く機会を与えていただいた。感謝。残留農薬分析に直接かかわることというよりも、…【全文を読む】

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FOOCOMが「第1回食生活ジャーナリスト大賞」を頂くことに決まりました(3/28)
FOOCOMはこのほど、食生活ジャーナリストの会(JFJ)の「第1回食生活ジャーナリスト大賞(ジャーナリズム部門)」…【全文を読む】
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