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農と食の周辺情報|白井 洋一

どんなコラム?
一時、話題になったけど最近はマスコミに登場しないこと、ほとんどニュースにならないけど私たちの食生活、食料問題と密に関わる国内外のできごとをやや斜め目線で紹介
プロフィール
1955年生まれ。信州大学農学部修士課程修了後、害虫防除や遺伝子組換え作物の環境影響評価に従事。2011年退職し現在フリー
生物多様性条約締約国会議 合成生物学、デジタルシーケンス情報、遺伝子ドライブ 新ネタ続々登場で盛り上がる (2016年12月26日)
2016年12月2日~17日、メキシコ・カンクン市で生物多様性条約第13回締約国会議(COP13)が開かれた。初日の閣僚会合で「農林水産業や観光業も生物多様性に配慮した取り組みを」…【全文を読む】
米国 バイテク製品の規制システムの国家戦略発表 省庁間の縦割りは改善するか? (2016年11月23日)
2016年9月15日、米国連邦政府(ホワイトハウス)はバイオテクノロジー由来製品の規制制度の近代化と国家戦略に関する2つの文書を発表した。 1つは環境保護庁(EPA),食品…【全文を読む】
ゲノム編集技術応用へのハードル 医学では生命倫理だが農作物や魚では? (2016年10月12日)
ゲノム編集技術を利用した品種改良が話題だ。最近でも、早く成長するトラフグ、受粉不要の赤いトマト(9月5日、NHKニュース)、筋肉隆々の豚(共同通信、9月15日)などマスコミをにぎわ…【全文を読む】
バイテク業界再編成の中、組換え小麦はどうなるか (2016年9月21日)
遺伝子組換え作物の開発、販売はバイテク大手6社がほぼ独占しているが、昨年から6社の合併話が進んでいる。 バイテク6社とは、モンサント(本社米国)、デュポン(米)、シンジェンタ(スイ…【全文を読む】
原発事故による生物への影響 福島の水産物の場合 (2016年8月17日)
2016年8月3、4日に大阪府熊取町にある京都大学原子炉実験所で「福島第一原発事故による周辺生物への影響に関する研究会」が開かれた。 事故直後から野生動植物や帰還困難区域に残…【全文を読む】
BSEの検査基準変更 健康牛の検査は廃止するが異常行動はしっかりチェック (2016年8月4日)
食品安全委員会は、BSE(牛海綿状脳症)の検査基準変更について8月11日までパブリックコメント募集中だ。 この案件は2016年2月3日の当コラム「BSEパブリックコメント募集…【全文を読む】
環境保全型農業は誰のためにやるのか 自分の農地か農地外の環境のためか (2016年7月20日)
農林水産省は「環境保全型農業直接支払」という制度を作り、環境に良いと考えられる栽培技術を採用した農家に補助金を出している。 緑肥(カバークロップを植えて畑にすき込む)に8千円…【全文を読む】
組換え作物と農薬使用量の関係 殺虫剤の使用量が減るとどうなるか (2016年7月6日)
2016年6月30日に米国農務省統計調査局が今年の主要作物の作付面積とトウモロコシ、ダイズ、ワタの組換え作物の面積割合を発表した。 ダイズは昨年より1%増、トウモロコシは7%…【全文を読む】
英国と欧州連合 ネオニコ系殺虫剤禁止でも熱い闘いだった (2016年6月22日)
英国が欧州連合(EU)から脱退するのか、6月23日の国民投票が注目されている。争点は東欧圏からの移民労働者の増加や経済上の不利益のようだが、農業や環境、食の安全でも英国はしばしばド…【全文を読む】
ヨーロッパの混乱 グリホサートはさておきネオニコチノイド系殺虫剤は (2016年6月8日)
前回(5月25日)の当コラムで、欧州連合(EU)では除草剤グリホサートの再更新(使用期間の延長)が、科学的判断から逸脱した政治ショーになっていることを紹介した。6月6日に欧州委員会…【全文を読む】
グリホサート発がん性騒動 混乱さらに深まる (2016年5月25日)
2015年3月、世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)が除草剤グリホサートには「おそらく発がん性の可能性」があると発表した。遺伝子組換え作物に広く使われている除草…【全文を読む】
未承認品種の栽培トラブルまた?  不可解なM社のジカンバ耐性ダイズ販売戦術 (2016年5月13日)
米国のトウモロコシとダイズは90%超が遺伝子組換え品種で、害虫防除や雑草管理、最近では干ばつ対策(トウモロコシのみ)など、生産者にとって欠かせない品種になっている。 新しい系統が次…【全文を読む】
新育種技術(NBT)、ゲノム編集ワールドカップ チームジャパンの戦略は? (2016年4月27日)
効率よく狙った遺伝子を導入したり取り除ける画期的な技術と言われるゲノム編集が話題だ。4月22日の松永編集長のコラムでは「褐色防止、日持ちのよいマッシュルームが米国で非組換え体扱い…【全文を読む】
グリホサートに発がん性発表から1年 余波が欧米を揺るがす (2016年4月13日)
世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)が除草剤グリホサートに「おそらく発がん性の可能性がある」とグループ2Aにランク付けしたのが2015年3月20日。当コラムで…【全文を読む】
最近話題のゲノム編集技術 GMO(遺伝子組換え生物)の規制論争も再燃するか (2016年3月16日)
一般紙の科学面でもゲノム編集技術がよく取りあげられるようになった。とくにCRISPR/Cas9(クリスパーキャスナイン)というDNA切断酵素システムを使うと、狙った部位を自在に操…【全文を読む】
原発事故による野生生物への影響 メディアが記事にする発表は (2016年3月2日)
東日本大震災と原発事故からまもなく5年。帰還困難区域や居住制限区域では今も低レベル放射線の外部被ばくとエサを介した内部被ばくの中で動植物が暮らしている。「生きものの記録、福島の再…【全文を読む】
新育種技術(NBT) 最初の申請はエピゲノム編集ポテト (2016年2月17日)
遺伝子組換え技術を使うけど最終産物には導入した遺伝子が残らないか、残ってもごくわずかで自然に起こる変異と区別しにくいのが新育種技術(New Breeding Techniques…【全文を読む】
BSEの検査対象月齢見直し 20→30→48月齢以上から原則廃止へ (2016年2月3日)
国産牛の牛海綿状脳症(BSE)の検査対象月齢の見直し作業が始まった。 昨年12月18日に厚生労働省が食品安全委員会に、検査対象月齢と病原体である異常プリオンの蓄積しやすい特定危険…【全文を読む】
等級ランクを気にしない飼料米の大増産 農薬散布量は減るのか? (2016年1月20日)
今、農林水産省は家畜の餌にする飼料用米の大増産政策を進めている。2011~14年は10万トン台だったのが2015年には42万トンに急増し、10年後の2025年には110万トンをめ…【全文を読む】
TPPにまつわる食の不安 BSEとGM食品から考える (2016年1月6日)
昨年10月に大筋で合意したTPP(環太平洋連携協定)。米国は11月に大統領選挙があり、議会の承認はその後になるのではという話もあるが、日本はすっかり正式決定ムードだ。そんな中、T…【全文を読む】
グリホサート発がん性、ビスフェノールA禁止、ネオニコチノイド、2015年のその後をふりかえる (2015年12月23日)
今年もあとわずか。2015年に当コラムでとりあげた話題のうち、その後動きのあったものを追跡する。 ●「侵略的」に代わり「生態系被害防止」外来種 環境省は生態系に被害…【全文を読む】
米国のバイオエタノール 国内需要は伸びないが純輸出国に (2015年12月9日)
穀物価格が高騰するとまっさきに悪役にされるのがトウモロコシを原料とするバイオエタノール。2006~2008年、2012~2013年の世界的食料価格高騰の際にも、米国のトウモロコシ…【全文を読む】
遺伝子組換え生物のカルタヘナ議定書の補足議定書「責任と救済」批准に向けて動き出す (2015年11月25日)
2010年10月に名古屋で開催された生物多様性条約締約国会議(COP10)とカルタヘナ議定書締約国会議(MOP5)。COP10では遺伝資源の利用と利益配分に関する「名古屋議定書」…【全文を読む】
儲かるし需要はあるのになぜ有機穀物栽培は増えないのか? (2015年11月11日)
米国の有機農産物の売り上げは右肩上がりの成長だ。しかし、テーブルクロップ(野菜や果物)や乳製品は好調だが、トウモロコシ、ダイズ、小麦などフィールドクロップの栽培面積はそれほど増え…【全文を読む】
デング熱 今年の国内感染はゼロだったが (2015年10月28日)
まもなく10月も終わる。今年の秋は平年並みの涼しさで、デング熱を媒介するヒトスジシマカの活動時期も終わるので、デング熱の国内感染はゼロですみそうだ。 昨年8月、東京・代々…【全文を読む】
世界一厳しい基準をめざす EU有機農業の行き着く先は? (2015年10月14日)
有機農業とは化学農薬や肥料を使わず、家畜も抗生物質の使用が制限されるなど、生産のルールは厳しい。その厳しさが消費者の信頼を得ているためか、有機農産物のイメージはよく、欧米先進国で…【全文を読む】
ダイズ輸入が急増した中国 組換えダイズを国内栽培する日は来るのか? (2015年9月30日)
中国は害虫抵抗性Btワタを約390万ヘクタール(ha)栽培し(2014年)、面積ベースでは世界6位のバイテク大国だ。ほかに耐病性パパイヤを少々栽培しているが、イネとトウモロコシは…【全文を読む】
米国はなぜ害虫抵抗性Btダイズを栽培しないのか? (2015年9月16日)
米国農務省は毎年7月初めに、トウモロコシ、ワタ、ダイズの遺伝子組換え品種の栽培割合を発表する。今年のシェアはトウモロコシ93%、ワタ94 %、ダイズ94%でほぼ前年と同じだったが…【全文を読む】
ミツバチ減少の原因 複合ストレス説を示唆する論文 (2015年9月2日)
前回(8月19日)の当コラムで、「ミツバチの大量死亡の原因はまだ解明されていない。ネオニコチノイド系殺虫剤だけでなく、寄生ダニや感染症など複数のストレス要因が重なったとき、蜂群崩…【全文を読む】
農薬とミツバチ減少の関係 最近のヨーロッパの動き (2015年8月19日)
ミツバチなどハナバチ類の大量死亡の原因はまだ解明されていない。ネオニコチノイド系殺虫剤がやり玉にあげられることが多いが、巣箱に寄生するダニや感染症など複数のストレス要因が重なった…【全文を読む】
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