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農と食の周辺情報|白井 洋一

どんなコラム?
一時、話題になったけど最近はマスコミに登場しないこと、ほとんどニュースにならないけど私たちの食生活、食料問題と密に関わる国内外のできごとをやや斜め目線で紹介
プロフィール
1955年生まれ。信州大学農学部修士課程修了後、害虫防除や遺伝子組換え作物の環境影響評価に従事。2011年退職し現在フリー
BSE検査対象月齢さらに引き上げ48カ月齢に、どうなる国産牛の安全安心とブランドイメージ (2013年5月6日)
4月1日にBSE(牛海綿状脳症)の国産牛の検査対象基準が20カ月齢から30カ月齢に引き上げられた。1月30日の当コラム「2月1日からBSE対策変更月齢基準のさらなる見直し作業も…【全文を読む】
人事異動の季節、定年退職のある職業とない職業 (2013年4月11日)
遺伝子組換え反対運動の激しかった2000年代前半からつきあいのあった企業の方から定年退職のあいさつメールが届いた。「今後もなんらかの形で、バイテクを応援していきたい」とのことだっ…【全文を読む】
TPP交渉参加、改めて米国の組換え食品安全性審査制度を考える (2013年3月27日)
3月15日、自民党政府はTPP(環太平洋経済連携協定)交渉に参加することを正式に決めた。米国、豪州など先行11カ国が日本の参加を認めるのか、たとえ認めたとしても農林水産物だけでな…【全文を読む】
津波被災地で進む巨大防潮堤工事 (2013年3月13日)
東日本大震災から2年。原発事故のため今も放射線量が高い地域を除いても、復旧、復興工事のスピードは遅いと言われている。しかし、海辺の生態系への影響を考えて、慎重に復興工事を進めるべ…【全文を読む】
米国産ノンGM大豆はなくならない 心配なのは国産大豆の生産現場 (2013年2月13日)
日本の大豆自給率は約7%で、とうふ、味噌、納豆などの食用大豆でも約20%だ。最近の円安で輸入大豆の価格は上昇しているが、一時のような「北米、南米の大豆はほとんど遺伝子組換え(GM…【全文を読む】
2月1日からBSE対策変更 月齢基準のさらなる見直し作業も進行中 (2013年1月30日)
牛海綿状脳症(BSE)の検査基準の見直しが2月1日から実施される。昨年9月に食品安全委員会プリオン専門調査会から出された検討結果に沿ったものだ。昨年9月26日のコラムでも書き、メ…【全文を読む】
洋上風力発電 海洋生物への影響を考える (2013年1月16日)
3連休の中日、1月13日に日本野鳥の会主催でシンポジウム「野鳥と洋上風力発電」が開かれた。 自然保護団体主催のシンポなので、バードストライク(鳥の衝突)や繁殖地の破壊をひ…【全文を読む】
地球温暖化 熱帯・亜熱帯起源の感染症が増えるとは限らない (2012年12月20日)
今年(2012年)11月26日から12月8日まで中東カタールのドーハで気候変動枠組み条約締約国会議(第18回)(COP18)が開催された。この時期恒例となった国際会議だが、今年も…【全文を読む】
有機農業は環境に優しいか? ヨーロッパで比較研究がさかんな理由 (2012年12月5日)
有機農業は化学肥料や農薬を使わないので、環境への負荷も少ないというイメージある。一方で、農薬を使わない分、病害虫の被害も多いし、肥料が制限されるので収量(面積あたりの収穫量)が減…【全文を読む】
ホットな戦い COOL(原産地表示制度) (2012年11月21日)
英語圏では食品の原産地表示はCOOLという略称で呼ばれる。Country Of Origin Labelingの頭文字をとったものだが、原産地表示の問題は各国ともそれほどクールで…【全文を読む】
会議は続くいつまでも 生物多様性条約カルタヘナ議定書締約国会議 (2012年11月7日)
2年前の2010年10月に名古屋で生物多様性条約締約国会議があったが、その次の会議が今年10月にインドのハイデラバード市で開催された。会議の前半(10月1~5日)は遺伝子組換え生…【全文を読む】
BSE対策見直し(その3)あまりにもお役所的なパブコメへのお返事 (2012年10月24日)
BSE(牛海綿状脳症)の検査基準を生後20カ月齢から30カ月齢に引き上げるなどの基準見直し案の意見募集(パブリックコメント、以下パブコメ)が10月10日までおこなわれ、その結果が…【全文を読む】
BSE対策見直し(その2)安全な牛肉が食べたいのか、国内畜産業を守りたいのか、それとも米国バッシングが目的? (2012年10月11日)
前回のコラムにつづいて今回もBSE(牛海綿状脳症)にまつわる話。 食品安全委員会の発表した評価書案は分かりにくく説明不足だったが、検査対象月齢を30カ月齢以上にする、30…【全文を読む】
BSE対策見直し 検査対象30カ月齢以上へ引き上げ 不親切な食品安全委員会の評価書 (2012年9月26日)
牛海綿状脳症(BSE)の検査と輸入規制の条件について、食品安全委員会(食安委)が新たなリスク評価書案を発表した。昨年(2011年)12月、厚生労働大臣の諮問をうけ、今年1月から9…【全文を読む】
トウモロコシ価格高騰 バイオエタノール悪役説は短絡的 (2012年9月12日)
1年先どころか半年先を予測するのも難しい。今年(2012年)6月29日、米国農務省はトウモロコシ栽培面積は前年比5%増、9640万エーカー(約3860万ヘクタール)となり1937…【全文を読む】
これからどうする日本の遺伝子組換え作物開発 (2012年8月29日)
8月1日のコラムの最後で、「遺伝子組換え技術を使わずに開発できるなら、その方法で、遺伝子組換え技術でなければ不可能ならば、組換え技術も使う。世界のトップバイテク種子メーカーの開発…【全文を読む】
食料自給率 カロリーベースで39%  生産額ベースだと66%だが (2012年8月15日)
8月10日、農水省はこの時期恒例の食料自給率を発表した。 2011年の自給率(カロリーベース)は39%で前年(2010年)と同じだが、小数点1けたでは38.6%で、大冷害…【全文を読む】
新登場 乾燥耐性トウモロコシ、干ばつ耐性というより水節約型のエコ品種 (2012年8月1日)
米国の中西部、コーンベルトと呼ばれる穀倉地帯を中心に、大干ばつによる農作物(トウモロコシ、ダイズ)への被害が深刻化している。干ばつ被害は6月下旬から始まり、7月5日に1988年以…【全文を読む】
有機農産物 生産基準もきびしいが監視・査察もきびしい (2012年7月19日)
6月20日に「きびしいルールは有機農業の宿命」と書いた。しかし、きびしいのは有機農畜産物の生産基準だけではない。「ほんとにルールを守って生産しているのか?」と監視や査察もきびしい…【全文を読む】
遺伝子組換え種子の特許切れ 自由利用を阻む再審査制度 (2012年7月4日)
農薬や医薬品には多くの製造物と同様に特許法によって、開発者の権利(知的所有権)が保護されている。特許期間が切れると、他のメーカーもその技術を使って、製造し販売することができる。最…【全文を読む】
厳格なルールは有機農業の宿命 JAS有機だけがきびしいのではない (2012年6月20日)
2008年9月に農業環境技術研究所のウェブマガジンにGMO情報「有機農業と遺伝子組換え技術」というコラムを書いた。 有機農業には使ってはいけない農薬や肥料、農業資材がたく…【全文を読む】
イノシシ、ツキノワグマ、サル、スズメ 大震災・原発事故による野生生物への影響 (2012年6月6日)
読売新聞(2012年5月15日)に新潟県で捕獲された野生のツキノワグマの肉から、国の基準(1キロあたり100ベクレル)を超える134ベクレルの放射性セシウムが検出されたという記事…【全文を読む】
ヨーロッパで48人が死亡した病原性大腸菌O104事件から1年、多くの謎が残されたまま (2012年5月23日)
昨年(2011年)、ドイツを中心にヨーロッパで4000人以上の重症患者を出した腸管出血性大腸菌、O104(H4タイプ)による集団食中毒が初めて報道されたのが5月22日だった。O(…【全文を読む】
有機農業と慣行農業 収穫量を比較する (2012年5月9日)
有機農業は農薬や化学肥料を使わないので、農地や河川の汚染が少なく、環境への負荷を減らす持続可能な理想的農業だという考え方がある。一方で、農薬を使わなければ病害虫の被害も増えるだろ…【全文を読む】
あれから3年 豚インフルから新型インフルへ  名称変更の効果はあったのか (2012年4月25日)
最初は豚インフル 2年前の2010年4月20日は宮崎県で口蹄疫発生が確認された日だが、その1年前の2009年4月25日(北米では4月24日)にメキシコと米国で豚インフルエン…【全文を読む】
追い風か逆風か 海に浮かぶ巨大風力発電 (2012年4月11日)
原発事故以降、再生可能エネルギーによる発電が注目を集めている。風力、太陽光、地熱などだが、もっとも有望視されているのが風力だ。風力発電は安定した風が昼夜、年間を通して確保できない…【全文を読む】
少子・高齢化社会 日本農業のゆくえも気になるが、学者の世界も深刻 (2012年3月28日)
人口減少時代の農業・農村 今年(2012年)2月に政策研究大学院名誉教授・松谷明彦さんのセミナー「人口減少時代の農業・農村」を聴いた。 松谷さんは大蔵省(今の財務省…【全文を読む】
米国のバイオ燃料ブーム、背景にはテロとの闘いも (2012年3月14日)
トウモロコシを毎年、同じ畑に作り続ける「連作」による問題だけでなく、食品や飼料(家畜のえさ)価格への影響など米国のトウモロコシエタノールにはさまざまな批判があるが、そう簡単にエタ…【全文を読む】
米国のトウモロコシ 連作可能になったのは良いのか悪いのか (2012年2月29日)
米国は世界一のトウモロコシ生産国で世界全体の約4割を占めている。毎年およそ3億トン生産されるが、輸出用は約15%で、ダイズの輸出割合(約45%)と比べると意外と少ない。米国国内で…【全文を読む】
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