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松永和紀のアグリ話

何が重要なのかか分からない雰囲気報道にご注意 (2007年1月17日)
私は本欄で毎週、なるべくタイムリーな話題を書こうと思っているのだが、今週はとりあげるべき話題が目白押しで困ってしまった。宮崎の鳥インフルエンザ、不二家、ロスリン研究所の遺伝子組み…【全文を読む】
思考停止状態に陥るな!食の安全は自ら追究しよう (2007年1月10日)
年明け早々、ショックを受けた。食品添加物の“神様”の講演。「食品の表示を見て『知らない』ということを基準にして判断しましょう」と呼びかけ、1000人以上の聴衆が拍手しているのだ。…【全文を読む】
残留基準超えを食べることのまともな議論を始めよう (2006年12月27日)
日頃付き合いのある生協職員の方2人が、それぞれにエクセルで作ったリストを送ってくださった。1つは、輸入食品等の食品衛生法違反事例。もう1つは国内違反事例。ずらりと並ぶ「廃棄・積み…【全文を読む】
添加物報道がもたらす五つの不幸 (2006年12月20日)
食品添加物に関する最近の報道には、科学的な誤りがあまりにも多過ぎることを先週書いた。なぜ、これほど多いのか。もちろん、間違った情報を流す人がいるからなのだが、どうも取材する側も「…【全文を読む】
環境ホルモン騒動よりタチが悪い食品添加物問題 (2006年12月13日)
食品添加物問題は、環境ホルモン騒動とそっくりだ。11日にこの「FoodScience」主催のセミナーがあり、食品添加物をテーマに多幸之介こと長村洋一先生が講演され、私もマスメディ…【全文を読む】
食糧確保のためにもエネルギー資源化が必要、だからバイオマス (2006年12月6日)
今週初め、「バイオマス資源としてのイネの可能性に関するシンポジウム」が東京であった。講演者の何人かが「昔は『コメを資源に、燃料に』などと言おうものなら、『大切な食糧を燃料にすると…【全文を読む】
注目したい生協の遺伝子組み換え作物“真”のリスコミ (2006年11月29日)
遺伝子組み換え作物に関するこれほど真剣な議論は、今まで聞いたことがなかった。福岡の「エフコープ生協」が11月に開いた「食のリスクコミュニケーション」である。同生協は今春、一部の牛…【全文を読む】
女性のサイズ合計も食品添加物の摂取総量も同じく意味がない (2006年11月22日)
日本人は食品添加物を1日平均10g、年間4kgも食べている----。今年あふれた食品添加物に関する記事やテレビ番組には、必ずと言っていいほどこの数字が出てきた。しかし、これは数字…【全文を読む】
宍道湖のシジミから残留農薬基準超え、使用後の挙動にも今後注目 (2006年11月15日)
島根県宍道湖特産のヤマトシジミの一部から、残留基準を超える除草剤が見つかり、9日に県から発表された。基準といっても一律基準 (0.01ppm)であり、残留濃度は極めて微量。食品と…【全文を読む】
悪名高き「残留農薬 10分の1ルール」廃止の生協の意図 (2006年11月8日)
「コープこうべ」という歴史ある生協がある。「消費者に迎合した安全志向が昂じて、非科学的なことをしているヘンな組織」というのが、 私の抱いていた印象だった。なにせ、農家に悪名高い「…【全文を読む】
食のリスクは俯瞰の視点で (2006年11月1日)
ヒ素、カドミウム、メチル水銀、ダイオキシン類、アフラトキシン、デオキシニバレノール、ニバレノール、オクラトキシンA、パツリン、 アクリルアミド、多環芳香族炭化水素、クロロプ ロパ…【全文を読む】
フリーの台所事情から科学情報の価値を考えると‥‥ (2006年10月25日)
本サイトが今週から有料購読となった。「有料なら、もう読むのはやめとこうか」という人も多いと思う。しかし、ちょっと待った!情報収集にはやっぱりお金が必要なのだ。食に関する話題にト…【全文を読む】
食の安全と環境問題を結びつけて考えられる成熟社会に期待 (2006年10月18日)
食の安全と環境問題は、切り離して語られることが多い。しかし、密接にかかわっているものだ。環境を守らないことには、将来的な安全は確保できない。そして、安全志向が強くなり過ぎると環境…【全文を読む】
科学的根拠がない食品添加物批判者のむなしい食事 (2006年10月11日)
コンビニの雑誌売り場。「添加物批判者の食卓」と書かれた表紙が見え、手にとって開けた。目に映ったのは青く染まったご飯、薄紫色のレモン、黄緑色の卵…。毒々しく着色された食べものの写真…【全文を読む】
学会報道記事はどこまで信用できる? (2006年10月4日)
秋の学会シーズンが始まり、新聞などで学会関連の記事が目に付くようになった。「○○が△△に効果があることが分かった。××学会で□日に発表する」などというのがお決まりのパターンだ。だ…【全文を読む】
DNAマーカー選抜はGM技術とは別モノ!と認識すべし (2006年9月27日)
なにか、とんでもない勘違いが生じているのではないか。DNAマーカー選抜による育種法のことである。かの有名なJeremy Rifkin氏は朝日新聞8月31日付「私の視点」で、「組み…【全文を読む】
対岸の火事ではない、米国ホウレンソウのO-157汚染 (2006年9月20日)
米国で、生のホウレンソウが原因と見られる腸管出血性大腸菌の食中毒事件が起き、大騒ぎとなっている。原因はまだ分からないが、家畜の糞尿中の病原性大腸菌O-157が水などを介して生食用…【全文を読む】
ポジティブリスト問題再燃!制度揺るがす基準値違反 (2006年9月13日)
北海道函館市内で栽培されたカボチャから、有機塩素系殺虫剤ヘプタクロル(実際に検出されたのは代謝物のヘプタクロルエポキシド)が残留基準を超えて検出され、道内で問題化している。ヘプタ…【全文を読む】
今月のリスクは何?悪役探しに落ち着かないマスコミ (2006年9月6日)
また、メディアの「敵役探し」の力学が動き始めたのだろうか。残留農薬ポジティブリスト制で、中国産食品の残留基準超過を伝える記事が目立ち始めた。そのためか、私も講演先などで「中国産っ…【全文を読む】
企業のごまかさない情報提供こそが消費者と企業の共通の利益 (2006年8月30日)
「食品の裏側」(安部司著、東洋経済新報社)がベストセラーになって以降、「食品メーカーは消費者をだましている」説がまた、強くなった。残念でならない。筆者が添加物業界で“活躍”してい…【全文を読む】
相次ぐ組み換え流出問題、対応も理解も個別に (2006年8月23日)
米国で今月、未承認の遺伝子組み換え品種が流出していることが、相次いで確認された。知らない間に広がっているという事実は、人を不安にさせる。私自身、「遺伝子組み換え品種のコントロール…【全文を読む】
学校でジャガイモの中毒事件発生、これぞ食育のチャンス!? (2006年8月9日)
先月、小学校で栽培したジャガイモを食べた子どもたちが食中毒になる事件が3件、立て続けに起きた。ジャガイモにソラニンという自然毒があることは常識のはずなのになぜ、と気になって調べる…【全文を読む】
発がん物質ベンゼンよりも知りたい高含有アロエの安全性 (2006年8月2日)
健康食品として売られていたジュースが、もっとも含有量が高かった、という「皮肉」に、思わず笑いがこみ上げてきた。発がん物質、ベンゼンの話である。厚生労働省が28日、「清涼飲料水中の…【全文を読む】
「予防原則」の絶対崇拝を再確認しよう (2006年7月26日)
親しい農薬関係者からこの半年ほど、「農薬散布の周辺住民への影響について、海外で今、大きな動きが出てきているから要注意だよ」と言われ続けてきた。英国の環境食料農村省(Departm…【全文を読む】
誤報に速攻制裁下すニュージーランド食品行政 (2006年7月19日)
ニュージーランドの食品行政が面白く、The New Zealand Food Safety Authority(NZFSA)のページをよく見ている。お気に入りはなんと言っても、メ…【全文を読む】
ロシア人科学者の遺伝子組み換え毒性試験を総括 (2006年7月12日)
恥ずかしいことに生まれて初めて、他人を怒鳴りつけた。前々回、前回と紹介した例の遺伝子組み換え毒性試験研究者の講演会。つくば市でも9日にあったのだが、主催した市民団体が会場からの質…【全文を読む】
「科学」の名に値しない遺伝子組み換え毒性試験(2) (2006年7月6日)
ロシアの研究者、Irina Ermakova博士の「遺伝子組み換えダイズは危険」という主張の問題点を前回、指摘した。博士のやり口は、遺伝子組み換え反対運動史上、もっとも悪質なもの…【全文を読む】
「科学」の名に値しない遺伝子組み換え毒性試験(1) (2006年7月5日)
「遺伝子組み換え技術により開発された除草剤耐性ダイズでラットを飼育し繁殖させたところ、子どもの死亡率が異常に高いなど悪影響が出た」と主張するロシアの研究者が、来日した。4日から1…【全文を読む】
話題本「99.9%は仮説」が教える食品科学報道のあり方 (2006年6月28日)
遅ればせながら、話題の本「99.9%は仮説思いこみで判断しないための考え方」(竹内薫著、光文社新書)を読んだ。非常に面白い本で、特に最終章で説明された「共役不可能性」というキー…【全文を読む】
ダイズイソフラボンの上乗せ摂取量をどう考える? (2006年6月21日)
最近、豆乳に凝っている。商品によってかなり味に違いがあるので、いろいろと買って楽しむ。私は、健康食品には批判的なのだが、食品安全委員会がダイズイソフラボンの上限摂取目安量を設定し…【全文を読む】

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FOOCOMはこのほど、食生活ジャーナリストの会(JFJ)の「第1回食生活ジャーナリスト大賞(ジャーナリズム部門)」…【全文を読む】
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