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松永和紀のアグリ話

答えが見つからぬ種子消毒問題 (2006年6月14日)
興味深い内部資料を入手した。北海道の某JA経由で売られたある作物の種子が、種苗会社による種子消毒の段階で間違った農薬によって処理されていたことが4月、判明した。内部資料は、その種…【全文を読む】
「沈黙の春」の検証が進まない不思議な国ニッポン (2006年6月7日)
内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)の危険性をいち早く訴えたと世間では評価が高い「奪われし未来」(原題:Our Stolen Future)が出版されて、今年で10周年だという。…【全文を読む】
ポジティブリスト制への疑問7 基準オーバーへの実際の対応は? (2006年5月31日)
ポジティブリスト制が施行された5月29日、厚労省から各都道府県あてに、極めて重要な通知が出された。お役所らしい実に分かりにくい文書なのだが、私には、こう読めた。食品の検査や違反摘…【全文を読む】
ポジティブリスト制への疑問7 マスコミの皆さん、お願いします! (2006年5月24日)
最近、どの人にも言われる。「もうすぐポジティブリスト制開始ですね。問題はメディアの対応ですよ。基準値をちょっとオーバーしたというだけで問題視するような愚かな報道をしなければ、制度…【全文を読む】
ポジティブリスト制への疑問6 輸入食品違反は急増する?  (2006年5月17日)
大事な論文なので紹介しなければ、と思いながら、国内農業への情報提供が先決、とつい後回しにしてしまっていた。月刊誌「食品衛生研究」(日本食品衛生協会刊)3月号に掲載されている厚労省…【全文を読む】
アスパルテームの安全性疑念騒動に、欧州政府が迅速否定 (2006年5月10日)
人工甘味料アスパルテームに発がん性があるとする研究が昨年発表されて、欧米ではかなりの騒ぎになったのだが、欧州食品安全機関(EFSA)が5日、その内容を評価し、プレスリリースした。…【全文を読む】
ポジティブリスト制への疑問5 新しい農薬は危険なのか (2006年4月26日)
農林水産省やJA全農などが生産者に配布している資料に、どうしても引っ掛かる部分がある。より多くの作物に適用のある農薬を使うように勧める一文があるのだ。これでは、新規開発された農薬…【全文を読む】
必携!虫オタクの害虫写真集 (2006年4月19日)
先週末に手元に届いてから、暇さえあれば眺めている写真集がある。「菜園の害虫と被害写真集」。元静岡県農業試験場病害虫部長の池田二三高さんが撮影し、解説している。美しく面白く、そして…【全文を読む】
農取法はダメで食衛法はOKでもメロンの大量廃棄 (2006年4月12日)
このところ、種子消毒の問題がとても気になっている。きっかけは、種苗メーカー、サカタのタネが先月、メロンの種子の消毒を誤ったとして種子の回収を発表したこと。健康リスクに影響しないこ…【全文を読む】
ポジティブリスト制への疑問4 モニタリングは448農薬 (2006年4月5日)
輸入される農産食品に対して検疫所が実施する「モニタリング検査」の2006年度の計画が、明らかとなった。対象農薬数はなんと448。これまでの倍以上である。これは果たして実効力を持つ…【全文を読む】
種苗会社も巻き込まれる残農狂騒曲を次週掲載 (2006年3月29日)
今週は、体調不良によりお休みさせていただきます。最近、種苗会社が種子消毒をする際に適用外の農薬を使用したり、規定の使用回数を超えて農薬を使ってしまい、農業現場で農作物を廃棄したり…【全文を読む】
食品の安全性は検査のみによって確保できるものではない (2006年3月22日)
厚労省の「平成18年度輸入食品監視指導計画(案)」について行われたパブリックコメントの回答が先週、公表された。100%の自主検査を求める意見に対して「食品の安全性は検査のみによっ…【全文を読む】
ポジティブリスト制への疑問3 「規制のずれ」のリスクとは (2006年3月15日)
輸入食品の取り扱い事業者は今、心配で仕方がないだろう。国によっては、使われている農薬も残留基準も日本とかなり異なる国があるからだ。その国では合法的に栽培され残留状況も適法なのに、…【全文を読む】
ポジティブリスト制への疑問2 保証書で解決するか? (2006年3月8日)
「ポジティブリスト制度適合の保証書を出せ」。流通業者などが、商品を納入する業者・企業に対して相次いで、保証書を求め始めた。とんでもない話だ。科学的にも企業倫理上も、こんな保証書を…【全文を読む】
ポジティブリスト制への疑問1 検査の無理強い (2006年3月1日)
やはりというべきか、とんでもないことが今、起きている。5月29日の残留農薬ポジティブリスト制開始を前に、食品の「安全証明」「制度遵守証明」として残留農薬検査が要求され始めたのだ。…【全文を読む】
食の安全と環境保全の最先端を目指す嬬恋キャベツ (2006年2月22日)
群馬県嬬恋村はキャベツの大産地だが、2003年のNHKスペシャルで取り上げられて以降、農薬を大量使用する時代遅れの産地、というイメージをひきずっている。しかし、嬬恋キャベツを長年…【全文を読む】
GMこぼれ落ち、データ構築のためにも監視調査続けて (2006年2月15日)
GM(遺伝子組み換え)ナタネの自生状況を調べている国立環境研究所が、2005年春の調査結果をまとめ、先週ウェブサイトで公表した。千葉県内の国道沿いの調査で、1156地点を調査し…【全文を読む】
BSEも東横インもルール破りの背後に潜むものは‥‥ (2006年2月8日)
東横インの社長を責め立て「これがホテルか」と嘲る記者やキャスターたちは、日頃どんな宿に泊まっているのだろうか。東横インに泊まったことがある人ならだれだって、サービスの良さと料金の…【全文を読む】
科学的に働きもっと儲けるためのGAP (2006年2月1日)
昨年春頃から急に聞く機会が増えた言葉、GAP。Good Aguricultural Practics、すなわち適正農業規範である。先週には、農水省もホームページ「食品安全のための…【全文を読む】
「と畜場ブルース」に見える米国産牛肉の真実 (2006年1月25日)
輸入された米国産牛肉から特定危険部位である脊柱が発見され、牛肉の米国からの輸入がストップしたというニュースに、1年ほど前に読んだ1冊の本を思い出した。「だから、アメリカの牛肉は危…【全文を読む】
ポジティブリスト制実施間近でも、ドリフト対策まだ不足 (2006年1月18日)
残留農薬のポジティブリスト制開始にあたって、国内農業関係者がもっとも心配しているのが、農薬のドリフト。使用した農薬が、目的とした作物以外にも飛散してしまう現象だ。基準が低く設定さ…【全文を読む】
昨年の寒天ブーム、流行の速さに指摘批判が追いつかず (2006年1月11日)
「企業は、我田引水もほどほどに」。群馬大教育学部教授の高橋久仁子さんの話は相変わらず切れ味よく、世間の健康志向をビジネスに利用する企業と振り回される消費者の問題点をズバリ、指摘す…【全文を読む】
カナダの不心得者に振り回される生真面目ニッポン (2005年12月28日)
先週21日、未審査の遺伝子組み換えナタネが流通する可能性があるという資料が、厚労省・農水省からひっそりとリリースされた。国内メディアはほとんど取り上げなかったようだが、実はこの話…【全文を読む】
長足の進歩遂げた?農薬リスクコミュニケーション (2005年12月21日)
日本農薬学会農薬レギュラトリーサイエンス研究会が16日、さいたま市であり、私も少し話をさせていただいた。告知が十分に行えなかったこともあって、一般市民の参加は少なかった。しかし、…【全文を読む】
食の安全と無縁ではない日本の景観守る「松くい虫防除」 (2005年12月14日)
林野庁が現在、無人ヘリによる松くい虫防除に関する運用基準を作ろうと、検討を進めている。松林は、風害や塩害などから国土と生活を守るためのものであるとともに、日本ならではの美しい景観…【全文を読む】
ポジティブリスト制実施で複合汚染の不安が高まる? (2005年12月7日)
残留農薬ポジティブリスト制が11月末、告示された。この影響は、単なる規制の強化にとどまらない。新制度に備え、検査技術の進歩が著しく、より微量の農薬をより早く定量できるようになって…【全文を読む】
農薬リスクコミュニケーションはどこまで可能か (2005年11月30日)
今回はまず、1年前のお詫びをしたい。私は昨年12月1日付本欄で、「激突期待できる農薬リスクコミュニケーション」と日本農薬学会レギュラトリーサイエンス研究会を紹介した。その後、多く…【全文を読む】
天災リスクに備えて食の安心提供する農業とは (2005年11月16日)
今月初め、宮崎県を訪れた。来年5月に始まる残留農薬ポジティブリスト制の取材が目的だったのだが、9月の台風14号被害の爪痕の大きさに驚いた。総被害額は1300億円あまり、農業関係の…【全文を読む】
環境リスク管理学・中西準子氏裁判の真実に迫る2 (2005年11月9日)
環境リスク管理学の研究者、中西準子氏が名誉毀損で訴えられた裁判を、情報の伝達という観点からとらえた場合、最大のポイントは原告側が提訴した時に出したプレスリリースにある、と私は考え…【全文を読む】
環境リスク管理学・中西準子氏裁判の真実に迫る1 (2005年11月2日)
化学物質の環境リスク管理学を研究している中西準子氏が今年3月、自身のサイトに書いた文章が名誉毀損にあたるとして、日本内分泌攪乱化学物質学会(環境ホルモン学会)の会員である京大教授…【全文を読む】

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