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松永和紀のアグリ話

納豆も週刊誌も、売るためには真実を書かないのか (2005年10月26日)
記事は3ページも続くのに、肝心なことが伏せられた。その結果できあがったのは、「納豆の健康神話に偽り」という記事----。11月4日号「週刊ポスト」(小学館)である。遺伝子組み換え…【全文を読む】
タミフル効かない事態も…本当は怖い鳥インフルエンザ (2005年10月19日)
危機感を煽る過剰報道は止めるべきだ----。さまざまな場で私はそう書いてきたが、これはもう少し報道した方がいい。鳥インフルエンザのことだ。この数週間に出た科学論文の内容や海外での…【全文を読む】
ヘビ、サソリより、国内農産物脅かす侵入種の規制を (2005年10月12日)
公園にニシキヘビがいた、今度はサソリだ、と外来生物が話題になっている。外来生物法施行に伴い既に37種類の規制が始まっており、11月には第二弾として、ペットが野生化したハリネズミ属…【全文を読む】
GMナタネ交雑に「雑種崩壊」理論加わり一段上の議論へ (2005年10月5日)
雑種崩壊という言葉を御存知だろうか。9月29日にあった遺伝子組み換えナタネに関する国の「生物多様性影響評価検討会」で、この雑種崩壊について真摯な議論が行われた。傍聴していた私は、…【全文を読む】
森林や農地はそう簡単に温暖化防止にはつながらない (2005年9月28日)
台風やハリケーンの頻発や巨大化は、地球温暖化のせいではないか、と言われているが、温暖化は農林業にも大きな影響をもたらしそうだ。9月22日付「Nature」に、「森林は二酸化炭素を…【全文を読む】
コーヒーの農薬効果の議論より、木酢液の早期決着を (2005年9月21日)
コーヒー、緑茶、牛乳、焼酎には病害虫を防除する効果はなく、農薬代わりには使えない----。「当たり前じゃないか」と笑われそうだが、実はこれ、8月末に開かれた農水省と環境省の審議会…【全文を読む】
ポジティブリスト制控えて残留農薬分析料ダンピング (2005年9月14日)
100農薬検査3万円、200項目6万円----。先週の「斎藤くん」でも触れていたが、来年5月の残留農薬ポジティブリスト制開始を前にして、検査業界では凄まじいダンピング競争が始まっ…【全文を読む】
鳥インフルエンザ、農水と学者は説明責任を果たしているか (2005年9月7日)
茨城の養鶏場で相次いで感染が確認されている弱毒性鳥インフルエンザ。専門家はワクチン不正使用の可能性を強調し、マスメディアの関心も集まるが、もっと重要なことがある。感染の広がりを見…【全文を読む】
大事なことはルール作り、基準緩和ではない (2005年8月31日)
情報はどこまで公表すべきなのか?この疑問を抱いたことがない企業・行政関係者はいないだろう。情報公開が盛んに叫ばれる昨今だが、企業秘密もある。不用意な行政発表によって風評被害が産…【全文を読む】
安全ではなく制度維持のためのアセロラ残留農薬試験 (2005年8月24日)
食の安全を目指す厳しい制度は時に、滑稽で苛酷な作業を人に強いる。先日、某県の職員が話してくれた農薬に関する事例は、笑って聞くうちにだんだん、不安が押し寄せてきた。これで日本の農業…【全文を読む】
変幻自在のトウモロコシ–コーンブレッドから生プラまで– (2005年8月10日)
毎日暑い。しかもお盆休み直前。難しい話は今週はちょっと、という方も多いのではないか。というわけで、今回はいつもと趣向を変えて、 このほど出版された米国のトウモロコシに関する楽しい…【全文を読む】
論文ねつ造に「データはシロアリが食べてしまった」という言い訳 (2005年8月3日)
一流医学誌、British Medical Journal(BMJ)とLancetが共に7月30日号で、興味深い論文や記事を掲載した。以前に載せたインドの研究者Ram B Sin…【全文を読む】
アピが異例の「授粉バチ売りません」宣言 (2005年7月27日)
トマトのハウス栽培に使われる授粉昆虫、セイヨウオオマルハナバチの国内増殖企業、アピ(岐阜市、野々垣孝社長)が今月、ハチの使用方法を守らない生産者にはハチを販売しないことを宣言した…【全文を読む】
GMナタネ市民調査を科学にする13の提言 (2005年7月20日)
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン主催の「GMナタネ全国自生調査報告集会」が7月9日開かれた。これまでも書いた通り、この調査は残念ながら科学的な信頼性に欠ける。来年度も調べ…【全文を読む】
減農薬じゃなくても安全!日本初のGAP開始 (2005年7月13日)
鹿児島県が農林水産物認証制度を作った。こう書くと、農産物流通にもともと関心がある人なら「なーんだ、また行政の認証か。もう減農薬をうたって認証マークをつけても高く売れる時代じゃない…【全文を読む】
子供でも分かるウソはやはりやめた方が—- (2005年7月6日)
「米国流『消費者団体への徹底批判』術」(6月22日付)と「GMこぼれおち、ずさんな調査で説得力もなし」(29日付)に、さまざまな反響をいただいた。実は、二つのコラムにも関連する内…【全文を読む】
GMこぼれおち、ずさんな調査で説得力もなし (2005年6月29日)
生活クラブ生協千葉主催の「自生GMナタネ調査監視活動報告集会」が20日に開かれた。だが、報告を聞き配布資料などを熟読した私は、考え込んでしまった。「これほどずさんな調査がまかり通…【全文を読む】
米国流「消費者団体への徹底批判」術 (2005年6月22日)
消費者団体が特定の食品や化学物質などへの批判を繰り広げ、マスメディアがその内容の確かさを吟味することなく取り上げるケースが後を絶たない。その状況は米国でも同じのようだ。米国科学保…【全文を読む】
群馬発「ちょっと気になる農薬のはなし」 (2005年6月15日)
農業の盛んな群馬県が6月23日午後、東京・都道府県会館でシンポジウム「ちょっと気になる農薬のはなし」を開く。同名の解説本を3月に出版したことを記念し、群馬県の職員や生産者などが、…【全文を読む】
不正表示防止のDNA鑑定がまた農家を苦しめる? (2005年6月8日)
農家は、田植えのこの時期が一番大変だ。米専業農家はごくわずかしかなく、多くの農家は野菜や果物などの栽培や収穫と平行して、代かきや田植えをしなければならない。辛いことこのうえない。…【全文を読む】
残留農薬狂想曲を蘇らせないために… (2005年6月1日)
残留農薬のポジティブリスト制度の最終案が、5月31日に開かれた薬事・食品衛生審議会農薬・動物用医薬品部会で明らかになった。結論から言えば規定方針通り。懸案の一律基準値も0.01p…【全文を読む】
ヒジキその後–日本の調理法がヒ素除去にやはり有効 (2005年5月25日)
昨年7月に英国食品規格庁が発表したヒジキの“危険勧告”をご記憶の方は多いだろう。この5月19、20日にあった日本食品衛生学会で、その後のヒジキについての研究成果が発表された。やは…【全文を読む】
科学的でない出荷自粛と記者発表がもたらしたもの (2005年5月18日)
農薬使用や残留にちょっとした問題が起きると、農作物は「食の安全を守るため」と称して当たり前のように廃棄されてしまう。「リスクがほとんどないのに廃棄するもったいない行為は、止めよう…【全文を読む】
日本版フードガイドには食育も期待 (2005年5月11日)
フードガイドという言葉をご存知だろうか。どんな種類の食品をどの程度の量食べたらよいかという食生活のおおよその指針のことだ。農水省と厚労省が現在検討している。「なんだ、食事指導か。…【全文を読む】
拝啓、生活クラブ生協連合会様 (2005年4月27日)
貴団体の遺伝子組み換えに関するかねてよりのオリジナリティあふれる御活動、興味深く拝見させていただいています。特に、4月20日に出されたプレスリリースは、空想力を存分に発揮されてお…【全文を読む】
検査する人と食べる人、残留農薬値の意味はそれぞれ (2005年4月20日)
残留農薬のポジティブリスト制を長い間取材して、やっと気付いた。どうも、検査に詳しい人と、小売店関係者や消費者の“常識”が異なる。消費者は「残留基準突破」と聞くと、「農薬が大量に私…【全文を読む】
農ポジ制、一貫性欠く例外基準登場に関係者は徒労感 (2005年4月13日)
残留農薬のポジティブリスト制を検討する薬事・食品衛生審議会農薬・動物用医薬品部会が13日開かれ、焦点の一律基準値について一部変更する事務局案が出され、委員に了承された。結論から言…【全文を読む】
ダイズの残留農薬2ppmはOKで、エダマメ0.02ppmはダメの謎 (2005年4月6日)
残留農薬ポジティブリスト制実施に向けて検討している厚生労働省は、前回紹介した審議会で重要な資料を委員に配布した。「日本生協連残留農薬データ集IIについて」と、農林水産省農薬対策…【全文を読む】
微妙に変化?ポジティブリスト「一律基準値」の行方 (2005年3月30日)
2006年から始まる残留農薬ポジティブリスト制が、これまで説明されてきた方針から少し変わるかもしれない。28日に薬事・食品衛生審議会農薬・動物用医薬品部会が開かれたのだが、焦点の…【全文を読む】
英国誌が指摘、有機農法に3つの問題 (2005年3月23日)
前回、英国の雑誌「ChemistryWorld」が指摘している有機農業の問題点について触れたところ、何人かの方から「もっと詳しく内容を知りたい」という要望をいただいた。そこで今…【全文を読む】

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FOOCOMが「第1回食生活ジャーナリスト大賞」を頂くことに決まりました(3/28)
FOOCOMはこのほど、食生活ジャーナリストの会(JFJ)の「第1回食生活ジャーナリスト大賞(ジャーナリズム部門)」…【全文を読む】