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GMOワールド|宗谷 敏

イモと大学〜土着文化と先進技術の相克を越えて (2006年5月22日)
南方系の栽培サトイモ類をタロイモと総称する。ポリネシア地域を中心とした太平洋諸島では重要な食用根菜植物だ。ハワイ大学が、耐病性タロイモ品種で米国特許を取得した。しかし、地元ではこ…【全文を読む】
喰うか、燃やされるか?〜Food vs. Fuelというシナリオの現実性 (2006年5月15日)
2006年1月31日の一般教書演説で、Bush米大統領はトウモロコシをはじめとするバイオエタノール製造技術の開発を推進し、中東からの石油輸入量を25年までに75%削減したいと述べ…【全文を読む】
アラウンド・ザ・コットン・ワールド〜「白い金」の世界 (2006年5月8日)
種子から良質な食用植物油が得られるものの、ワタは第一義的に繊維・工芸作物という位置づけにあるため、GMOワールドでもダイズやトウモロコシに比べやや地味な存在だ。連休も終わったが、…【全文を読む】
環境は似ていても〜中国とインドのバイオセーフティ規制比較 (2006年4月24日)
最近のGMOワールドがEUと北米に偏重していることは、筆者も少し気にしている。実際にこの両地域で重要な動きがあることは間違いないのだが、アジア・アフリカなどが無風状態という訳でも…【全文を読む】
遥か欧州を離れて〜はじめて中西部で開催されたBio2006、他 (2006年4月17日)
2006年4月9日から12日、米国のシカゴでは、Bio2006が開催された。バイオ作物生産の中心地である中西部に初めて会場を移したこのバイオ産業界最大のイベントには、約60カ国か…【全文を読む】
今後の政策にどう反映されるのか?〜EUの共存問題会議 (2006年4月10日)
2006年4月5日と6日の2日間にわたり、欧州委員会と現大統領職にあるオーストリアの共催により、「遺伝子組み換えと慣行および有機農産物の共存−選択の自由」と題された会議が開催され…【全文を読む】
実験室で成功しても〜市場に出ないGM・クローン動物食品 (2006年4月3日)
2004年2月9日、マウスの体内にオメガ-3系脂肪酸を発現させることに成功したという話題を取り上げた。この研究グループは、体細胞クローン技術も組み合わせた結果、今度はブタでも同じ…【全文を読む】
なぜ、今「ターミネーター」なのか?〜共存への切り札という可能性 (2006年3月27日)
カルタヘナ議定書第3回締約国会議に引き続き、ブラジルのクリティバでは2006年3月20日から31日、生物多様性条約(CBD :Convention on Biological D…【全文を読む】
「隠れ馬」と「テキーラ効果」〜カルタヘナ議定書第3回締約国会議 (2006年3月20日)
2006年3月13日から17日 まで、ブラジルのクリチィバにおいて開催されたカルタヘナ議定書第3回締約国会議(COP/MOP-3)が終了した。例の通り16日は徹夜の討議となるなど…【全文を読む】
EUの「ねじれ現象」〜欧州環境閣僚理事会と欧州委員会 (2006年3月13日)
2006年3月9日、ブリュッセルにおいて、新議長国オーストリアがはじめて主催する環境閣僚理事会が開催された。関連立法を司るこの会議での議題は、気候変動はじめ盛り沢山であったが、G…【全文を読む】
米国の「ねじれ現象」〜連邦政府vs.州政府vs.地方自治体 (2006年3月6日)
2006年2月28日、農林水産政策研究所の定例研究会において主任研究官立川雅司氏の「アメリカにおけるGMO関連政策をめぐる最近の動向?規制、援助、地方政府」という講演 が行われた…【全文を読む】
パンになっても愛してくれますか?〜GMコムギ再び (2006年2月27日)
2004年5月、顧客の反発を懸念した小麦業界の猛反対に押された形でMonsanto社は、除草剤耐性GMコムギの商業化を延期する経営判断を強いられた。あれから2年、このところGMコ…【全文を読む】
果実と野菜はどこへ行った?〜2月14日付 New York Times (2006年2月20日)
2006年2月14日の聖ヴァレンタインデー、バイオ工学メーカー群は米国のThe New York Timesから苦いチョコレートを送りつけられた。Andrew Pollack記者…【全文を読む】
間接的影響にこそ注目すべき〜WTOパネルGMO中間裁定 (2006年2月13日)
2006年2月7日、米国などがEUのGMOモラトリアムを提訴していたWTO(世界貿易機関)パネル(紛争処理小委員会、スイス、インド、日本の3名で構成)中間報告をめぐり、久しぶりに…【全文を読む】
医食同畑も困るので〜Dowの植物体ワクチン製造をUSDA認可 (2006年2月6日)
USDA(米国農務省)が、Dow AgroSciences社のPMVs(Plant-Made Vaccine:植物体が作るワクチン)製造プロセスに対し初の認可を与えたという1月3…【全文を読む】
データだけの一人歩きは困る〜ロシアのGMダイズRat Study (2006年1月30日)
一部海外メディアが伝える妊娠ラットの世代をまたぐGMダイズの飼養試験で、対照群に比べ仔ラットの死亡率が高く、成長も遅かったというロシアの研究者の発表は、これを論ずるために必要な実…【全文を読む】
WTOのGMO裁定せまり、報復措置回避に努力〜欧州委員会 (2006年1月23日)
年末・年始は休載日が多く、なかなか記事をフォローできないのだが、今週はEUをまとめておきたい。延期に延期を重ねるWTOのGMOパネル予備裁定が今春の鍵だが、欧州委員会の努力もあり…【全文を読む】
飢えを救うかそれとも幻想か〜ISAAAとFOEの報告書 (2006年1月16日)
毎年世界のバイテク農作物商業栽培面積を調査しているISAAA(国際アグリバイオ事業団)から、2005年の調査結果が1月11日に公表された。一方、GM反対派からはこれにぶつける形で…【全文を読む】
長い長いライターの手紙〜小学生からの質問に答える (2005年12月26日)
年末最後の配信は、楽屋落ちみたいなモノを毎年書いているので、今年も慣例に従うことをお許し願いたい。9月頃、関東圏の公立小学校5年生の担任教諭から接触があった。総合学習のテーマに「…【全文を読む】
GM受容に動き出したEU諸国〜ドイツとスウェーデンの場合 (2005年12月19日)
欧州委員会のGM食品認可作業は、相変わらず足踏みを続けるEUだが、一方、加盟各国レベルでは、GM受け入れに向けたさまざまな動きが垣間見られる。先週はドイツとスウェーデンに興味深い…【全文を読む】
低リノレン酸ダイズ油を採用〜Kellogg社のトランス脂肪酸対策 (2005年12月12日)
シリアルとスナック大手である米国Kellogg社は、来年早々からトランス脂肪酸削減対策として、一部製品に「GMダイズから得られたダイズ油」を使用するだろう、と12月9日公表した。…【全文を読む】
デンマーク共存法の施行を承認〜欧州委員会がお墨付き、他 (2005年12月5日)
GM作物と在来・有機農作物との共存および3農法選択の自由を農家に保証するための方策を模索中のEU諸国の中で、2004年6月に最初に国内共存法を立案したのはデンマークである。11月…【全文を読む】
GMイネ商業化@アジア〜IRRIからの進軍ラッパ (2005年11月28日)
11月19日から23日までフィリピンのマニラにおいて、第5回国際米遺伝学シンポジウム(the 5th International Rice Genetics Symposium-…【全文を読む】
GMエンドウマメでマウスに免疫反応〜CSIRO の挫折 (2005年11月21日)
GMナタネの微量混入問題の余波が収まらないオーストラリアが、再び揺れている。CSIROが開発を進めてきた害虫抵抗性GMエンドウマメが、商業化直前のリスク評価でマウスに健康危害を与…【全文を読む】
GMコンタミで対立激化〜Wall Street Journal紙から、他 (2005年11月14日)
11月8日の米国Wall Street Journal紙は、非GM作物へのGM作物コンタミネーションにより引き起こされた被害や対立の特集記事を掲載した。両論併記の例示にはやや新味…【全文を読む】
コメコメ特許〜タイのジャスミン米とインドのバスマチ米、他 (2005年11月7日)
10月31日付、農業生物資源研究所のスギ花粉症緩和GM米の予防効果が、マウスでも確認された件は、世界でも広く報道された。今週はGMからは少し離れるが、コメの特許権などを巡る話題を…【全文を読む】
崩れたGM混入率ゼロ神話〜オーストラリアの妥協 (2005年10月31日)
オーストラリア連邦政府と州政府とは、頻発したGMナタネの混入に対応するための新しいルールで合意に達したと伝えられる。両者の妥協の産物とも思えるこの処置の裏側は、あらゆる農業国にお…【全文を読む】
女王の研究室〜Florence Wambugu博士の理想と意見 (2005年10月24日)
このところFlorence Wambugu博士のメディアへの露出が目立つ。彼女は、ケニアにあるAfrica Harvest Biotech Foundation Internat…【全文を読む】
GM作物の環境負荷低減や経済効果は真実か?〜英国PG Economics社報告書 (2005年10月17日)
GM作物の本格商業化から10年、栽培面積拡大は事実だが、推進派の喧伝する環境負荷の低減や経済的効果は真実なのか?各論はよく目にするものの、世界規模の視点で全体像を捉えた数量的デー…【全文を読む】
進む自前のR&D(研究開発)〜中国のGM作物とバイテク (2005年10月3日)
中国政府のGMOに対する基本姿勢は「研究開発は熱烈推進するが、商業化には慎重姿勢堅持」である。そして、今のところこれは本当のことらしい。しかし、商業化なしに研究開発だけを行う訳が…【全文を読む】

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FOOCOMはこのほど、食生活ジャーナリストの会(JFJ)の「第1回食生活ジャーナリスト大賞(ジャーナリズム部門)」…【全文を読む】