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斎藤くんの残留農薬分析|斎藤 勲

人工物の安全性は信用がならず、天然物はまあ安心という誤解はなくしたい (2010年3月18日)
最近ふと思うことがある。どうすれば食に関する安全の問題を消費者に理解してもらえるのだろうかと。というのも、人工物はいくら安全性の評価がなされても、どうも消費者の不安感をぬぐえない…【全文を読む】
5割減、9割減、不使用・・・・・・表現は違っても本来の思いは一つ (2010年3月4日)
リンゴのような果物類は収穫までの期間が半年以上かかる品種がある。その間に必要な“お守”作業は大変なものである。しかも地球温暖化の影響で平均気温が上昇し、収穫したリンゴを長期間保管…【全文を読む】
新型インフルワクチンのだぶつきに何をみるか (2010年2月18日)
新型インフルエンザが11月頃をピークに流行が終息し始めている。季節性インフルも駆逐されたのかまだ姿を見せず、全体としては一時休憩の様子だ。学級閉鎖も1月末で昨年同期の3分の1ぐら…【全文を読む】
次々と明かされつつある、L-トリプトファン事件の真実 (2010年1月28日)
コラム「多幸之助が斬る食の問題」で 1月6日に掲載された記事によると、L-トリプトファン事件はトリプトファンの製造過程中に副生した不純物によって引き起こされたと考えられてきたが、…【全文を読む】
農薬への不安感は改善傾向に、食品安全モニター意識の調査から (2010年1月14日)
この年末年始は10日以上の休みとなる人もいれば、2、3日の休みという人も多く、一種の格差社会のようだが少しでも休養がとれたらと願う。今回は少し前になるが、昨年11月20日に食品安…【全文を読む】
串の2−クロロエタノールに見る「あちら立てればこちらが立たず」 (2009年12月24日)
11月30日、プリマハムから「串を使用した『串刺し商品』の一部から2−クロロエタノールが検出されたので自主回収します」とのニュースリリースがあった。さらにその下には、「この化合物…【全文を読む】
タケノコ産地偽装、中国産が悪いのではなく業者の品性のなさが問題 (2009年12月10日)
昨今、中国産タケノコを国産品と見せかける産地偽装などが相次いで摘発された。中には、国内業者に中国産タケノコと「国産」表示の包材を渡して小分けさせ、熊本県産と偽ったり、さらに生産者…【全文を読む】
2度の中国訪問で垣間見えた食などの格差 (2009年11月26日)
最近、中国へ行く機会が2回あった。上海でも帰りは2時間余りで帰って来られるようになったが、中国は本当に近くて遠い国であることを改めて実感した。街中で買い物をすると、外資系の飲食店…【全文を読む】
残留農薬検査項目に見るお国事情 (2009年11月12日)
10月末に上海で第1回日中韓農薬科学ワークショップが開催され、3カ国から120名余りが参加した。上海は2010年の上海万博を控え、あちらこちらで工事が行われており、黄浦江沿いの租…【全文を読む】
近年に起きた、残留農薬分析の変遷を振り返る (2009年10月29日)
2000年の雪印乳業加工乳によるエンテロトキシン食中毒、01年のBSE問題とそれに付随する牛肉偽装問題などによって、食品管理に不信がもたれるようになった。さらに、02年には中国産…【全文を読む】
市場流通品の農薬の残留実態を理解しておこう (2009年10月15日)
先週、函館で第95回日本食品衛生学会学術講演会が開催され、初日に飛行機で行こうと思っていた私などは、台風の直撃で1日がかりで函館にたどり着く旅になった。それでも、学術講演会には6…【全文を読む】
基準超過で0.02ppmと1.0ppmを見たらどちらに不安を覚えますか? (2009年10月1日)
当たり前の話だが、「ある農産物の残留農薬検査を行った結果、違反はなくすべて適合でした」といった新聞報道は少ない。適合データはむしろ報道価値があまりないのである。1件でも基準違反が…【全文を読む】
黄昏どきの有機リン剤も、歴史を学びながら、あとひと踏ん張りの仕事を (2009年9月17日)
前回のコラムで、最近の有機リン剤について、その検出事例が減ってきたことやいろいろな規制から「そろそろ時代が終わったのかな」といった意見を述べた。だが9月11日付の農業新聞に、日本…【全文を読む】
パセリから基準の10倍の有機リン剤検出で感じた本当の問題 (2009年9月3日)
8月30日、歴史に残る総選挙の日の中日新聞に、「基準値超す農薬パセリから検出名古屋などに出荷」というタイトルの記事が出ていた。その内容は、長野県産パセリを名古屋市場で検査した結…【全文を読む】
残留基準違反で0.02ppmを報告するためらいに理解を (2009年8月20日)
新聞報道などで輸入食品を含め残留基準違反の報道が散見される。中には、タイトルで「残留基準の2倍検出」と大きく報道されるが、文章を読むと一律基準0.01ppmの倍の0.02ppmと…【全文を読む】
ポピュリズムに翻弄される食品安全行政 (2009年7月30日)
日本食品衛生協会が発行する「食品衛生研究」の7月号で、群馬県衛生環境研究所の小澤邦壽所長の、「ポピュリズムに翻弄される食品安全行政」という提言が掲載されていた。医師でもある小澤さ…【全文を読む】
規制への疑問解消は、リスクコミュニケーションの場で議論することから始めよう (2009年7月16日)
政局も見えない世の中、規則だけはしっかり守られているようで、違反の分かった食品は日々処分され、品質管理が強化されている。しかし、消費者からみると、食品に関する規制の多くは受け身で…【全文を読む】
食品安全委員会・吉川氏不同意について、新聞はもっと議論を (2009年7月2日)
7月1日、食品安全委員会で国会の同意が得られた小泉直子さんが新委員長として選出された。食品安全委員会はこれで6周年を迎えたことになるが、傍聴した編集部によれば、出席者の誰もが険し…【全文を読む】
失効農薬だったナフタレン酢酸ナトリウムが再び復活 (2009年6月18日)
植物成長調整剤ナフタレン酢酸ナトリウムが、2006年に登録申請され、6月4日農薬登録された。名前を聞いて覚えている方も多いと思うが、02年日本の農薬取締りの仕組みを大きく揺るがし…【全文を読む】
ミツバチ減少の理由はそんなに単純な話ではないらしい (2009年6月4日)
6月1日農林水産省より、「みつばちの減少に関する緊急調査研究」課題を決定したとのプレスリリースがあった。原因はよくわからないが、「ネオニコチノイド系農薬が悪い!」「病気だ!」「スト…【全文を読む】
農薬調査で、適正使用の意識の高まりが明らかに (2009年5月21日)
2009年3月31日、農林水産省より昨年度の「平成19年度国内農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査結果について」が出された。新聞ではあまり報道されないが、この調査は47…【全文を読む】
【号外】新型インフルエンザは時系列のグラフで“見える化”を (2009年5月13日)
連日、新聞やテレビなど報道をにぎわしている新型インフルエンザ報道。特に9日にはカナダから帰国した高校生と引率の先生4人から初めて新型ウィルスが確認され、日本もそろそろという雰囲気…【全文を読む】
新型インフルエンザ流行の最中に迎えた、4月25日の世界マラリア・デー (2009年5月7日)
豚インフルエンザが新型インフルエンザと改名し、日々情勢が変化していく中、米国疾病対策センター(CDC)のホームページを開くことが多い。最近のトップには常に豚インフルエンザがきてい…【全文を読む】
輸入加工食品の緊急検査を再考の時期 (2009年4月2日)
昨年のギョーザ事件を受けて急きょ、加工食品中の有機リン系農薬に関係する簡易迅速試験法(以下、迅速分析法)が設定され、現在57項目の有機リン系農薬の検査が行われている。通常の食品を…【全文を読む】
市販国産牛乳の99.5%からアフラトキシンM1を検出!これは事実か? (2009年3月19日)
これは、2002年の学会(日本食品衛生学会、マイコトキシン研究会)で発表された事例である。科学的な牛乳中アフラトキシンM1汚染実態調査データを、ハザード報道的な見出しを付けるとこ…【全文を読む】
農薬は水で洗って落ちるのか? (2009年3月5日)
日経BP社の健康雑誌「日経ヘルス」4月号に「春こそ解毒!」という、恐ろしいというか魅惑的なキャッチコピーの特集が載っている。ふと手に取らせるささやくような言葉や、おっと思わせるキ…【全文を読む】
「鶏肉2割にサルモネラ菌。国産汚染欧州の倍」この新聞報道何か足りない? (2009年2月19日)
米国でピーナッツバターのサルモネラ属菌の汚染が話題になり、国内にも一部輸入され問題となっている。そんな中、2月3日朝日新聞1面に上記タイトルの記事が掲載された。天使大学大学院の平…【全文を読む】
食品安全委員会が「自ら評価」について意見募集! (2009年2月5日)
食品安全委員会事務局勧告広報課が、自らが健康影響評価を行う案件に関する審議結果についての意見・情報を2月13日まで募集している。自分自身の評価ではなく、自分たちで案件を決めて評価…【全文を読む】
問題の起きないボーダレス農法はないものか? (2009年1月22日)
1月10日の日本農業新聞に「ニームオイル無登録農薬検出—中国製剤、佐賀のメーカーが販売」との記事があった。減農薬農法や有機栽培農法で使用されるニームオイルから無登録で毒性の高い殺…【全文を読む】
食の不安が漠然と渦巻く日本のスタート (2009年1月8日)
今年も1年が始まった。昨年の1月は中国製冷凍ギョーザ事件というかつて想像もしなかった事件が発生し、その後のいろいろな食中毒様事件や産地など表示を偽る事件が頻発した。うんざりするほ…【全文を読む】
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FOOCOMが「第1回食生活ジャーナリスト大賞」を頂くことに決まりました(3/28)
FOOCOMはこのほど、食生活ジャーナリストの会(JFJ)の「第1回食生活ジャーナリスト大賞(ジャーナリズム部門)」…【全文を読む】